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まさかね図案舎/
有限会社オールワン 
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米倉斉加年プロフィール
米倉 斉加年
(よねくら まさかね)
本人写真
1934年生まれ。海流座主宰
役者・演出家・画家
1957年 劇団民藝水品演劇研究所
2000年 劇団民藝退団

 映画、テレビ、商業演劇、画家と幅広く活躍している米倉斉加年は、宇野重吉に師事し、劇団民藝のうの演出作品に数多く出演し、共演しました。「ゴドーを待ちながら」(宇野重吉一座)による木下順二民話劇の全国公演。北林谷栄脚本演出と共演。

演出・出演作品 「リア王」(シェークスピア) 「大司教の天井」(ミラー)。 「オットーと呼ばれる日本人」(木下順二)等を演出・出演。

商業演劇 東宝公演、森光子出演「放浪記」に白坂五郎役で連続出演しています。

自主公演 1996年より【まさかね図案舎】製作の自作・演出・主演の「娘の結婚」で全国公演を続けています。

画業・出版 画家としての仕事も多く、絵本「多毛留」「人魚物語」「おとなになれなかった弟たちに…」等があり、画集を含め多数出版しています。
2003年7月、新作絵本「トトとタロー」を出版。その他、挿し絵、表紙絵、ポスター等も数多く手がけ、個展も毎年、各地で開催し好評を博しています。
エッセイ集として「道化口上」「演ずること」他があります。
切手 1981年、郵政省記念切手・日本の歌シリーズ、切手原画「椰子の実」を描く。
2003年・2004年の年賀状を九州郵政局より依頼され描く。
教科書 絵本「おとなになれなかった弟たちに…」は1987年より中学1年生国語教科書に採用され、現在も使用されている。
1967年(昭和42年)新劇演技賞。
1967年(昭和42年)第1回紀伊國屋演劇賞。
1976年(昭和51年)ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞。
  子供の本の部 作品 『魔法の使い方を教えます。』
1977年(昭和52年)ボローニャ国際児童図書展グラフィック大賞。
  青少年の本の部 作品 『多毛留』
1981年(昭和56年)日本アカデミー助演男優賞。
1988年(昭和63年)第23回紀伊國屋演劇賞。
活動実績
現在進行中の活動
年 月 日 名 称 団 体 内  容 所在地
現在進行中 (財)津屋崎文化振興財団 津屋崎民話劇団 育成及び指導。
H.15.8.10公演終了するも、来年度公演に向けて、準備中。
福岡
現在進行中 古賀ヒューマンカレッジ 古賀市民大学 学長 福岡
現在進行中 八女上陽町 ふるさとわらべ館 名誉館長 福岡
現在進行中 岡垣サンリーアイ 市民オペラ劇 演出及び指導 福岡

講 演
年月日 講演タイトル 主 催 者 会  場 所在地
H15.9.9 講演 甘木立石町女性の会 立石公民館 福岡
H15.7.29 講演 九州数学研究会 福岡国際会議場 福岡
H15.6.6 「舞台芸術をとおしての地域文化」 (財)行橋市文化振興公社 行橋文化ホール 福岡
H15.7.25〜
〜H15.7.27
まさかね人間学校 まさかね図案舎/(有)オールワン 上陽町 福岡
H14.12.14 「私にとっての青木繁」 青木繁生誕120年記念文化シンポジウム実行委員会 久留米市民会館 福岡
H14.11.3 第3回陽のまちわらべフォーラム 上陽町 ふるさとわらべ館 福岡
H14.7.7 純文学を読む 春日市教育委員会 春日ふれあい文化センター 福岡
H14.1.15 創立40周年記念地区講演会 九州山口経済連合会 リーガロイヤルホテル小倉 福岡
H13.12.9 講演・朗読会 第20回ふれあい広場実行委員会 サン・コア(筑後市勤労者夫人センター) 福岡
H13.12.8 講演・朗読会 久山町道徳推進委員会 レスポアール久山 福岡
H13.12.7 講演・朗読会 「美しい日本語を残そう」実行委員会 福岡郵便貯金会館 福岡
H13.12.6 講演・朗読会 香椎商店会 福岡市立東区民センター 福岡
H13.12.5 講演・朗読会 春日市文化スポーツ振興公社/(有)オールワン 春日ふれあい文化センター 福岡
H13.12.3 講演・朗読会 柳川市ふれあい事業実行委員会 柳川市民会館 福岡
H13.12.1 講演・朗読会 (財)津屋崎文化振興財団 津屋崎文化会館(カメリアホール) 福岡
H12.12.22 講演会 田園調布中学校 田園調布中学校体育館 東京
H12.12.8 生きることと人権 広島市 広島国際会議場(フェニックスホール) 広島
H12.12.5 三重県勢地区教研集会 県立学校教育振興会 伊勢市生涯学習センター 三重
H11.5.10 開学50周年記念式典 西南学院大学 西南学院大学講堂 福岡
他多数ございますが、抜粋しております。

個 展
年月日 催 事 名 主 催 者 会  場 所在地
H13.7.20 絵師・米倉斉加年の世界 日光市 小杉放菴美術館 栃木
毎年開催 米倉斉加年個展 全国有名デパート各所 全国
毎年開催 米倉斉加年企画展 紀伊国屋 紀伊国屋新宿画廊 東京
H12.7.1 米倉斉加年憂世絵展 (有)オールワン ホテルニューオータニ博多サンローゼ 福岡

講 議
年月日 内  容 学 校 名 会  場 所在地
H10.8.5 集中講議 活水女子大学 活水女子大学 長崎
終了 通年講師 (材)女子美術大学 (材)女子美術大学 東京
終了 通年講師 東筑紫学園 東筑紫学園 福岡


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戦後の日本演劇を支えてきた「劇団民藝」の屋台骨・米倉斉加年が65歳にして大きな決断を下し住み慣れた劇団を退団した。退団理由については「ひとつの劇団で芝居を続けるのは楽だが演劇というものをもう一度考え直してみたくなった」と話し、原点に戻っての再スタートを誓っている。
今後はフリーの立場で活動し、「講演会のように身軽にどこででもできる芝居をやりたい」と全国巡業や絵画個展・演劇の演出・指導等を積極的に地域の皆様方の身近なところでお役にたちたいと…

2000年5月21日 
毎日新聞記事より


多毛留
『多毛留』(1977年)

私は役者としての米倉斉加年に脱帽する。知的にひねくれた人物像の創造については彼は本邦第一の能力を持っていると信ずるからである。だが、演出家としての彼にわたしは二度脱帽する。彼の問題意識の鋭さは常凡をはるかに超える。しかし、画家としての彼には三度脱帽しなければならない。細密巧緻な彼の絵が常に立ちのぼらせているこの妖しい雰囲気はわたしの魂を人界の外へ吹き飛ばしてしまう。そしていま新たに彼の文章に四度脱帽しなければならない。簡にして潔、読む者の胸を抉る。それにしても米倉斉加年氏よ、いったいきみはわたしたちに何回帽子を脱がせれば気がすむのだ。

「多毛留」帯より
井上ひさし


おとなになれなかった弟たちに…
『おとなになれなかった
弟たちに…』(1983年)


まさかね画集
『米倉斉加年画集』
(1981年)

米倉さんの絵を見ていて、ときどき目をつむってしまいたくなることがある。米倉さんがあまりに意地悪く人を見つめているから。だが目をつむると、画かれた女たち、男たちは、内に秘めた哀しみと優しさとで、彼等の顔はいつも痛々しいくらい裸だ。そのくせその表情は私たちを、どこかふるさとのようなところへといざなう。

「米倉斉加年画集」帯より
谷川俊太郎



米倉斉加年氏の絵が私はとてもすきであるし、実力ある俳優の「余技」をはるかに超えたその腕前には、おどろくばかりである。西欧の退廃と幻想の画風を、日本人の生理と日本の風土とを通 過させて甦らせることはきわめて困難な作業であるが、それが確かな形で達成できていることに、私は再びおどろく。

「人魚物語」帯より
吉行淳之介



米倉氏の「マッチ売りの少女」は、ぼくの字をはるかに超えた独自の世界を構築している。いわゆる原作者としては、ねたましいような気持ちにならざるを得ず、しかも、原作が、このような才能に出会うことのできた、幸運を感謝せずにはいられない。

「マッチ売りの少女」帯より
野坂昭如



物語の原型は歌であり、小説のはじめの姿が絵巻物であるとするならば、野坂昭如氏の絶唱と米倉斉加年氏の見事な絵を合わせた「マッチ売りの少女」の1巻は、昭和の御世が後世に遺す最も貴重な作品であると言えるだろう。終生、焼跡闇市の詩をうたい続ける作家のルサンチマンを彩 るに、米倉氏のエンピツならぬ色怨筆ほどふさわしかろうものがあり得ようはずがない。どこからということなく、思いのままにページをめくれば、そこのはたちまち時空を超えた夢幻の世界が立ち現れ、メルヘンとは怖しき物語のこと也と嘆じた明治の詩人の嘆息が首筋にふりかかってくるような気配さえ覚える。座右において年に一度、こっそり開いてみたい絵本である。

「マッチ売りの少女」帯より
五木寛之